もしもセフレに好きになられてしまったら？相手の心理や対処法を紹介
恋愛のような真剣な関係性ではなく、基本的には体のみの関係として成立しているセフレ。
男女どちらにとっても性的欲求を満たすという意味で、割り切って付き合うことができればメリットのある関係です。
ですがもしも、それが本気の恋愛になってしまったら、あなたはどうしますか？
セフレを好きになってしまう心理とは
失恋、恋人との関係が終わってしまった
二人がセフレという関係にある場合、その前提として相手に恋愛感情を持っていないというものがあります。
逆に言えば、恋愛感情を持っていればそのまま付き合うほうが自然なため、恋愛関係にならない理由が二人の間にあるということです。
その事例として最も多いのが、相手もしくは両方に恋人や配偶者、あるいは本命の好きな相手がいるというものでしょう。
そうした相手とでは満たしきれない性欲などを発散するために、セフレという関係は成立します。
ですがもしも、その本命となる相手と別れることになってしまったらどうでしょう。
片想いであれば失恋の可能性というものは常に、大いにありえます。
恋人でも、必ずしもずっと付き合い続けられるものではないでしょう。
そんな失恋をした時にもっとも恋人に近い関係にあるのがセフレです。
少なくとも嫌とは思っていないから体の関係も結べるものですから、そこから恋愛感情を抱くようになってしまうのも自然な流れではあるでしょう。
体の相性が良かった
セフレの関係になるということは、仮に恋愛感情はなくても、その相手とのセックスには満足しているということです。
普通ならば、恋人や配偶者で満足していればそれ以上セックスの相手を増やす意味はありません。
そこには何らかの、たとえば量的な問題や、テクニック的な問題、そして相性という問題があります。
その体の相性がとても良い場合、ことによっては恋人や配偶者よりも率直な気持ちとしてセックスに関しては断然良いと思っていたら、心が少しずつそちらへ傾いていくこともあるでしょう。
たとえ体だけの関係とは言っても、まったく感情移入しないといった割り切りをしきれるものではありません。
ずっとその人とセックスをしていたいという気持ちが恋愛感情に変わっていくこともあります。
体以外の部分でも好きになれる要素が多かった
また単純に、体の関係以上に、その相手を好きになれる要素が多くなったということもあります。
セフレそのものは体の関係のみで始まりますが、その時点でも少なくとも、外見やセックスの相性に関しては互いに好感を持っています。
さらにほかの性格や考え方、また振る舞いなどでも「嫌い」であれば体を重ね合わせる気にはならないということもあるでしょう。
実際、セフレに限らずとも特に恋愛感情のないまま体の関係を持ち、それから恋愛関係になっていったというのも珍しくはないケースです。
何らかの事情でどうしても相手を好きになってはいけないといった意識でもない限りは、体以外の面でも行為を持っていくようになるということは珍しくありません。
セフレに好きになられた側の心理は？
迷惑なので関係を終わらせたい
はじめからあからさまに体だけを求めていた場合には、セフレに好きになられた時にこうした感情になる人は男女どちらでも多いでしょう。
セフレのはじまり方にも様々なものがありますが、たとえば既婚者がちょっとした遊びとして体だけの関係性を求めた場合、恋愛感情はできるだけ排除したいということが多くなります。
自分であっても相手であっても、もしも恋愛感情を持ってしまったら、家庭が崩壊してしまう可能性があります。
特に子供がいた場合や、結婚に仕事や家柄などもかかわっている場合には、体以上の関係を相手から求められたら、すぐに別れたいというのが本音でしょう。
また恋愛が面倒という理由でセフレになった場合も、相手の恋愛感情は邪魔になることがあります。
なんとかセフレだけは続けたい
意外と多いのがこうしたタイプです。
そもそもセフレになるきっかけが性的欲求を満たすためだったので、少なくとも相手に対して性的魅力は感じているわけです。
仮に先に挙げたような家庭の事情や、恋愛が面倒という理由でセフレを作っている場合でも、問題が起きたからといって、セックスの関係だけは続けたいという理由で別れを渋ったとしても、それほど不自然なことではないでしょう。
迷惑だけれど、体の関係だけは続けたい、つまり恋愛感情をいだからる前の状態に戻って現状維持を続けたいというのは、わがままのようでもありますが、一方で正直な本音でもあるでしょう。
恋愛対象として気になり始める
もしもセフレというのがただのきっかけであり、恋愛関係になってはいけないといった特別な理由がないならば、相手に恋愛感情を持たれたことをきっかけとして。
自身にとっても気になる存在になっていくというのも十分にあり得ることです。
ある意味で最も健全な流れとも言えますが、ただし一方で既婚者など、恋愛そのものが許されない関係であることが前提としてある場合、感情に歯止めが利かなくなってしまうと、そこから家庭も巻き込んだ泥沼になって行ってしまう可能性もあります。
セフレに好きになられないためには？
セフレに好きになられたら困るという場合には、まず好きになられる前に対策を取っておくことが必要になります。
恋愛感情が生まれてから抑えるというのはなかなか難しくなるので、好きになられた場合の深刻度が高いと考えられる人ほど、事前にしっかりと考えておくべきでしょう。
まず最初に意識しておきたいのが、相手も割り切れる性格であるということ。
たとえば恋愛とセックスの境界があいまいなタイプは、体の関係になることで気持ちが生まれることも多いので危険です。
はっきりと割り切れる性格か、あるいは相手も既婚者など、現実的に恋愛が難しい立場にあると良いかもしれません。
また、こちらからも思わせぶりな態度を取らないことも大切です。
過度にやさしくしたり、流れで「好き」など相手に行為がある雰囲気を漂わせることも、相手の気持ちを揺らがせてしまう可能性があるため控えたほうが良いでしょう。
常に割り切りの関係であることを互いに再認識しあえる付き合いが良いと言えます。
セフレに好きになられた時の対処法
では実際に相手から好意を持たれてしまった場合には、どうするのが良いのでしょうか。
まず第一に、自分もフリーの立場で得に付き合っても問題なく、場合によって行為もある程度ある場合には、そのまま付き合ってしまっても良いでしょう。
そして恋愛関係にはなりたくないがセフレとしての関係を続けたいという場合には、やや危険性もありますが、返事をはぐらかし続けるというのも一つの方法です。
また相手の気持ちをある程度キープできる自信があるならば、多少冷たくして見るのも良いでしょう。
ただしこうした行為は相手の気持ちを弄ぶことでもあるので、さらに関係が泥沼になってしまうので注意が必要です。
最後に関係を終わらせたい場合。
この場合は可能であるならば、はっきりと別れを告げるというのが最も良い方法だと言えます。
相手もある程度わかっているはずなので、はっきりとさせることで後腐れなく関係を終わらせられるということもあるでしょう。
それ以外の方法としては、こちらから完全に連絡を絶ちフェードアウトしていくということも、相手が察しが良く諦めることのできるタイプならば可能です。
そのまま相手も連絡してこないようになったら、メッセージアプリなどをブロックすると良いでしょう。
自分にとって何が大事なのかが大切
セフレは恋愛感情なく体だけの欲を満たすことのできる、いわば「都合の良い」関係ですが、時に相手がそのまま恋愛感情を持ってしまうこともあります。
状況はケースバイケースなので一概には言えませんが、自分にとって何が最優先なのかを意識しながら行動することが大切です。